【プロが徹底解説】本格ボロネーゼの作り方

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肉料理

ボロネーゼってどんな料理?
市販のものではなく、自分でボロネーゼを作りたい!
プロはどんなことをしているのか知りたい!
大量に作った場合の保存はどうすれば良いの?

こんな疑問にお答えします。

1.ボロネーゼとは

2.ボロネーゼの作り方

3.大量のボロネーゼの保存方法

この記事は料理人歴6年の現役シェフが、お店の味をお家でも作れるように解説しています。
YouTubeに料理動画と解説を載せているので、プロが作るボロネーゼを詳しく知りたい方はリンクを貼っておきます。
YouTubeはこちら

ボロネーゼとは

ボロネーゼはミートソースより汁気が少ないものなので、ミートソースのようなものと思ってください。
ミートソースより汁気が少ないので、ボロネーゼは肉の味が堪能できます。

本来ならパスタの種類はタリアテッレという幅広麺ですが、今の時代そこまでこだわらなくてもいいかと思います。
レストランでもスパゲティで出てくるところもありますしね。

ボロネーゼの作り方

<レシピ>
・合挽き肉…500g
・玉ねぎ …1/2個
・人参  …1/2本
・セロリ …1/3本

・オリーブオイル…適量
・にんにく…1片
・唐辛子 …1本

・赤ワイン…肉がひたひたになる量(今回は350ccほど使用)
・トマト缶(4号缶)…1つ

・塩、砂糖…適量
・ローリエ…1枚

1.ニンニクと唐辛子の香りと味をオリーブオイルに移す

フライパンにオリーブオイル、スライスしたニンニクと唐辛子を入れます。
弱火でじっくりと炒め、ニンニクと唐辛子の香りと味をオリーブオイルに移します

ニンニクがキツネ色になれば、フライパンを火からおろします。
余熱でもニンニクは色づいていくので、水を差してフライパンの温度を下げると、ニンニクはそれ以上色がつきません。

2.人参、玉ねぎ、セロリを炒める(ソフリットを作る)

人参、玉ねぎ、セロリをみじん切りにして、先ほどニンニクと唐辛子を火にかけたフライパンに入れ炒めます。
みじん切りにした人参、玉ねぎ、セロリを炒めたものをイタリア料理ではソフリットと言います。

レストランなどではじっくり時間をかけて作りますが、家庭で作るなら全体が色付けばいいです。

3.合挽き肉を炒める

できればソフリットを作ったフライパンとは別のフライパンで挽肉を炒めます。
家庭で料理を作るのならできるだけ洗い物を少なくしたいので、ソフリットを作った同じフライパンで挽肉を炒めてもよいです。

挽肉を炒めるときは出来るだけ肉を動かさず、しっかりと肉に焦げ目を付けます。
この焦げ目はメイラード反応というもので、簡単に言うと旨味の素です。

この肉に焦げ目を付ける工程をやるとやらないではおいしさにかなり差が出るので、出来ることならめんどくさがらずにやりたいです。

4.赤ワインを煮詰める

肉に美味しそうな焼き色をつければ、赤ワインを肉がひたひたになる量を入れます。
赤ウィンの種類はなんでも構いませんが、重いワインのほうがガッツリとした味わいになるます。

赤ワインを入れれば、強火で赤ワインがなくなる寸前まで煮詰めていきます
赤ワインを煮詰める事により、赤ワインの渋みが気にならなくなり味が凝縮されるので、あまりに煮詰める量が少ないとボロネーゼお酒臭くなります。

5.トマト缶を入れ、味を整える

ここまでくれば後もう少しです、頑張っていきましょう!

トマト缶(4号)とローリエをフライパンに追加します。
ローリエは香りをよく出すために、ナイフで切れ込みを入れるか、半分に折るなどするのがオススメです。
もしフレッシュのタイムやオレガノがあれば、一緒に入れるとさらに味に深みが増します。

10分ほど煮込み、汁気を飛ばして、塩と砂糖(甘ければなんでも良い)で味を整えてソースの完成です。
砂糖を先に入れ、塩は少しずつ入れては味見をする、を何度も繰り返し、自分が美味しいと思う塩加減にします。
塩加減はちょうど良いのに、美味しくないと思う場合は甘みが足りていないことが多いので、甘みを少しずつ足していきます


タッパーに移し翌日以降に食べると味が馴染んで美味しくなります。
タッパーに移して冷蔵庫に入れるときは、必ず常温以下になるまで冷やさないと食材が痛む原因になるので気をつけてください。

6.パスタと和えて完成

たっぷりのお湯に1〜1.5%藻塩を入れ、パスタを復路の表記通りに湯がきます。
フライパンに作ったソースを1人前入れ、パスタのお湯で少し伸ばします。

茹で上がったパスタとチーズをソースと一緒に和え、お皿に盛り付けます。
パスタの上にチーズとパセリ、黒胡椒をかけて完成です。

大量に作ったときの保存方法

冷凍保存がおススメ!

ボロネーゼを袋のZiplocに入れて、袋の中で平べったくして、ヘラなどで跡をつけると冷凍した後にパキパキ折って1人前だけ回答することができるのでオススメです。

挽肉が安い時などに大量に作れば、いざという時のストックにもなります。

まとめ

ニンニクの火入れ、肉にしっかりと焦げ目をつけるetc…
細かいテクニックはありますが、この記事の通りに作れば美味しいボロネーゼが出来るので是非とも作ってみてください!

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