「トマトの皮むきの方法を知りたい」
「綺麗にトマトの皮をむきたい」
「皮むきをする意味が知りたい」
こういった疑問に答えます。
記事の内容
1.トマトの皮むきをする意味
2.トマトの皮むきの方法
3.綺麗にトマトの皮をむくコツ
現役シェフの私がトマトの皮むきの方法とコツをご紹介します。
トマトの皮むきをする意味
トマトの皮は分厚く口に残り、口当たりが悪くなります。
口当たりを気にしなければ、皮のまま料理しても大丈夫ですが、煮込み料理などすると皮だけが残っていたりします。
トマトの皮をむくことによって、お浸しなどにするときに味が染み込みます。
皮付きのままだと味は染み込まないので注意してください。
トマトの皮むきの方法
1.湯向き
トマトのヘタを取り、おしりに十字に切り込みを入れます。
切り込みの深さは皮1枚を切る程度です。
浅~く切り込みを入れると、トマトから無駄な水分が出ません。
身まで切り込みが入ると、そこからトマトの水分が流れていきます。
トマトが頭からおしりまで浸かる量の沸騰したお湯を用意します。
沸騰したお湯に切り込みを入れたトマトを入れ、皮が少しめくれるまで茹でます。
大きさと熟し具合によって茹で時間は変わりますが、15秒くらいで皮はめくれてきます。
皮がめくれ始めたらすぐに冷水にとります。
するとトマトの皮はツルンと簡単にむけます。
直火で皮を焼く
直火で焼くときも湯むきのときと同じで、ヘタを取りおしりに切り込みを入れます。
ヘタがあった部分にフォークを差して直火で皮を焼きます。
もしくはコンロの上に金網を置いてトマトを直火で焼きます。
”皮が縮まってきたら違う個所を焼く”をくるくるトマトを回しながら全面に繰り返します。
全面焼ければ、冷水にとると皮が簡単にむけます。
湯むきより早くトマトの皮がむけますので時短になります。
電子レンジにかける
こちらもトマトのヘタを取り、おしりに浅く十字に切り込みを入れます。
ラップをかけずに電子レンジで600wで30秒ほど加熱します。
切り込み先の皮がめくれていなければ、もう1度レンジに10秒ほどかけます。
切り込みの皮がめくれれば、そのまま皮をむきます。
3つの皮むきの中で1番時間がかかりませんが、汁が出るので気を付けて下さい。
綺麗にトマトの皮をむくコツ
トマトの皮にはペクチンと呼ばれる成分が多く含まれており、これが皮をむき辛い原因です。
ペクチンは熱を加えるとほどけるので、加熱を最小限にすれば綺麗にトマトの皮をむくことが出来ます。
十字に入れた切込みが少しめくれてきた最小限の過熱で冷水にとると、綺麗にトマトの皮がめくれます。
まとめ
大量のトマトの皮むきには湯むき。
ガスコンロがあり、時短でするなら直火。
最短時間で見た目を気にしないなら電子レンジ と使い分けてください。
私は1番綺麗にトマトの皮がむける湯むきがおススメです。
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