「1人暮らしで自炊するのも面倒…」
「美味しくて簡単に出来るものがあればなぁ…」
「丼ものは簡単そうだけど、作り方が分からない」
丼物は作るのが難しいかと思いがちですが、基本を知っていれば簡単に出来て、中身の具材を変えて応用も出来るのでおススメです。
現役シェフの私が基本の丼ものの作り方をご紹介します。
基本の丼
丼と言えば思い浮かべるのは牛丼じゃないですか?
外で買って帰るのも良いですが、自分で作るとお金も節約できて好きなだけ食べれるので、1度作ってみて下さい。
「こんな簡単に丼ものが出来るのか!」ってなります。
肉の種類を豚や鶏に変えれば、豚丼、親子丼とレパートリーも増やせます。
肉を変えるだけなので、作り方さえ覚えれば牛丼と同じ手順で丼ものが作れます。
牛丼の作り方
- 牛肉(細切れ)………200g
- 玉ねぎ………1/4
- しょうが………1片
- (しょうがチューブで可、チューブは親指の爪くらいの量、要するに少し)
- 塩………5g
- 濃口醤油………7g(大さじ1/2)
- みりん………7g(大さじ1/1/2)
- 酒……7g(大さじ1/2)
- 砂糖………少々(好みの量)
- 水………50g
玉ねぎを切る
玉ねぎを厚めのスライスにします。
フライパンに油を引いて、玉ねぎを軽く炒めます。
玉ねぎが色付くまで炒めなくて良いです。軽く火が通る程度。
炒めるときは塩を全体に振りかけます。
浸透圧の効果で、玉ねぎから水分が出て早く炒めることが出来ます。
私が作る厚さは0.5mm程度です。
これより分厚くても良いですし、薄くてもかまいません。
牛肉に焦げ目をつける
牛肉を全量入れて焦げ目が出来るまで炒めます。
焦げ目を作ることで香ばしい風味が付きます。
みんな大好きメイラード反応。
牛肉を炒めるときにも塩を振りかけます。
調味料を全て入れる
肉に焦げ目が付けば、濃口醤油、みりん、酒を全て入れます。
割合は、濃口醤油、みりん、酒が1:1:1の同対です。
少しの間(3分くらい)中火で煮て、酒とみりんのアルコールを飛ばします。
アルコールが飛べば水を入れます。
水を入れて沸騰した時点で、好みの濃さならOK。
薄いようならしばらく火にかけ、水分を蒸発させ濃さを調節します。
味見をして甘みが欲しければ、砂糖を少し足してまた味見。
何か物足りないなと思ったら、塩が足りてない場合が多いので塩を少しずつたあして味見、の繰り返し。
自分の好みの味になれば完成です。
手抜きで良いなら全ての材料をフライパンに入れて煮ればOK。
フライパンで食材を炒めるのは焦げ目を付けるためなので、時間が惜しければ炒める手順を省けば良いです。
食材に火が通ればもう完成です。
めちゃくちゃ簡単です。
親子丼の場合
親子丼の場合は、溶き卵を1個分調理の最後にフライパンに入れます。
中火にかけたまま蓋をして40秒でちょうど良い半生状態の卵になります。
あなたの好みで卵にもっと火を入れても良いですし、時間を短くして卵の生の部分を多くしても良いです。
まとめ
つゆの割合さえ覚えれば、肉の種類を変えれば違う丼ものになるため、梅雨の割合は覚えて損はないです。
濃口醤油、みりん、酒が1:1:1なので覚えやすいです。
慣れて目分量でいけるようになれば、もうこっちのものです。
簡単すぎる丼料理。
今日から作ってみてはどうですか?
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