なかなか料理が美味しく作れない。もっと美味しく味付けをして作りたい。
イマイチ料理に自信がない。
全ては塩加減で解決します。
そんなあなたに、現役プロの私が塩加減のコツを解説していきます。
料理の味付けのコツ
料理で何より大事なのは塩加減です。
塩を入れすぎるとしょっぱ過ぎて食べられないし、塩が足りないと物足りない味になります。
その塩加減を知るために必要なのは、舌の経験値です。
美味しい料理を作りたいなら、あなたが美味しいと思う味を舌に記憶させることです。
外食をいっぱいしろと言うわけではありません。
色々な食材を色々な調理法で食べていけば、おのずと舌の経験値は貯まります。
経験値を貯めるのは一朝一夕に出来るものではないので、時間をかけてゆっくりしていきましょう。
最初は塩を薄くする
塩を入れすぎると基本的に修正が出来ないので、少しずつ塩を入れて味見をします。
塩を入れる最初のタイミングは下味をつける段階です。
面倒ならば、火を使う時(炒めたり煮込んだりする時)に食材全体に薄く振りかけます。
目分量で出来るようになるには、ある程度の経験が必要なので、最初は薄いなと思うくらいの味付けにします。
完成して食べる時に味が薄いなと思ったら、後から必要な分だけ塩を振れば良いのです。
最初は塩味だけで十分
料理をしていくと色々なタレや出汁の割合、黄金比などが出てきますよね?
比率を覚えなきゃ!と他のことに脳の容量を割くくらいなら、塩味だけで十分です。
美味しい塩加減を覚えてから、味付けを派生していきましょう。
塩だけで本当に美味しいの?と思うでしょうが、塩だけで料理は美味しく作れます。
魚の塩焼き、潮汁、ステーキetc。塩だけの味付けの料理はたくさんあります。
最初は塩と素材の味を楽しんでください。
美味しい料理を食べる
外食を沢山しろと言う訳ではありません。
しかしたまには外食をし、美味しい料理を食べましょう。
チェーン店を数回いくのを我慢して、評価の高いお店に行ってみてください。
おススメなのは、友達や仕事の同僚、知人に美味しいお店を紹介してもらうことです。
個人的には、ミシュランガイドブックに載っている店に行くことも勉強になります。
私たち料理人もこうして舌の経験値を稼いでいます。
まとめ
本当に美味しい料理を作ろうと思えば、大変な時間が掛かります。
しかしコツを掴めば、美味しい料理を作るのに掛かる時間はグッと短縮されます。
何度も言います。料理に1番大切なのは塩加減です。
この記事が美味しい料理作りの近道になれば幸いです。
コメント