今関西では大流行のスパイスカレー。「スパイスカレーを作りたいけど難しそう」「スパイスは何十種類も揃えないとダメでしょ?」「スパイスカレーは外で食べる方が美味しい」そう思っていませんか?
大丈夫です。4つのスパイスさえあれば、基本のスパイスカレーは簡単に出来ます。
スパイスカレーが好きすぎて、現役シェフの私が現場でも作っている基本のスパイスカレーをご紹介します。
今回は定番のチキンカレーを作りましょう。具を鶏肉からミンチに変えればキーマカレーにもなります。
基本の4つのスパイス
クミン、コリアンダー、チリペッパー(唐辛子)、ターメリックの4つのスパイスがあれば、スパイスカレーが出来ます。
全てパウダーでも良いのですが、コーヒーミルがあるご家庭ならホールスパイスで揃えることをおススメします。
ホールスパイスの方が香りの立ち方が良いためです。
この4つのスパイスは全て同量で構いません。辛いのが苦手な方はチリペッパーを少なくしてください。
少し材料は違いますがYouTubeに基本のスパイスカレーの作り方を載せてます。
https://youtu.be/OkTwzc588JQ
必要な材料
・玉ねぎ:1個(大でも小でも良い)
・すりおろしにんにく&しょうが:大さじ1/2(チューブも可)
・トマト缶(4号缶):1缶
・鶏モモ肉:1枚(量は気にしなく、あなたが食べたい量を入れてください)
・クミン、コリアンダー、チリペッパー、ターメリック:大さじ1(辛いのが苦手ならばチリペッパーを小さじ1に)
・塩:適量(全て煮込み終わってから1番最後に入れます。水分量によって入れる量が違います)
玉ねぎはもちろんですが、意外にもにんにくと生姜は必須です。
トマトも実は必要です。生のトマトでも良いですし、トマト缶でも大丈夫です。
値段も低く、日持ちもするトマト缶がご家庭ではおススメです。
手順1:玉ねぎを炒める
玉ねぎは弱火じゃなく強火で炒めて大丈夫です。色々なレシピで弱火で炒める理由は、他の作業をして玉ねぎを焦がさない為です。
私がオススメするのは時短にもなる、玉ねぎを強火で炒めるです。ずっとヘラで混ぜなくても良いです。しばらく放置でOK。
もし途中で焦げそうになれば水を少し足してください。鍋肌の茶色い焦げが玉ねぎに移り、すぐにあめ色になります。
あめ色玉ねぎは弱火で作ると1時間近く掛かりますが、この方法だと10分で出来ます。
手順2:すりおろしにんにく&しょうがを炒める
玉ねぎがあめ色になれば、すりおろしにんにく&しょうがも入れて炒めてください。
火が通れば良いのでにんにく&しょうがの水分がなくなったくらいで十分です。
手順3:鶏モモ肉&トマト缶を入れる
玉ねぎ達を炒めていた鍋に、トマト缶の中身を全て入れ水分なくなるまで煮込みます。
強火で煮込んでも良いですが焦がさないようにします。
鶏モモ肉も1口サイズに切り、一緒に煮込みます。
手順4:スパイスと塩を入れる
鍋の水分が減ってくれば、いよいよクミン、コリアンダー、ターメリック、チリペッパーの4つのスパイスを投入します。
最後に塩を入れて味を整えます。塩を少しずつ入れていきます。
入れすぎかな?ってくらい塩は入るので、味が決まるまで恐れずに塩を入れてください。
味が物足りないなと感じるのは、たいてい塩が足らないです。
もし塩を入れすぎて塩辛くなってしまったら、水を足して薄めましょう。
これで完成です。
おさらい
・玉ねぎは強火で炒める
・トマト缶の水分がなくなるまで煮詰める
・塩は最後に入れ、自分が美味しいと思うまで入れる。
これであなたも基本のスパイスカレーをマスター出来ました!
何度も繰り返し作って、自分のものにしてください。
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