料理を始めたばかりのときは、レシピ通りに作れば良いとよく言いますが、レシピを探してレシピを見ながら料理をするのは、時間が掛かるし難しいです。
私も料理の現場に入りたての頃は賄いを作るのに、1品30分以上掛かったりするのは当たり前でした。
ですがあるコツを掴むと、美味しく簡単に出来るようになったのです。
今日は誰でも簡単に料理が上手に作れる方法をお教えします。
料理で大切な3つのポイント
塩が料理をする上で1番大事
どんなに新鮮で美味しい食材を仕入れても、味の決め手の塩加減を間違えてしまっては美味しくありません。
塩は少なめにして、味見をして薄ければ足してください。
塩は足すことは出来ますが、減らすことは出来ません。
食材を加熱する火加減
中火や強火で長時間火入れをすると、食材の水分が必要以上に飛んでしまいパサパサになってしまいます。
ある程度の水分がないと美味しくありません。
初心者は弱火でじっくり加熱しましょう。
慣れてくれば食材に焦げ目を付け、メイラード反応を起こすと風味と旨味が付くのでおススメです。
良い食材を仕入れる
生で食べても美味しいものは、どんな状態にしても美味しいです。
可能であるなら良い食材を仕入れましょう。
料理初心者が入れるべき塩の量とは
この答えは、焼く前の食材の重量に対して0.8%の塩を加えることです。
肉でも野菜でも味噌汁でも0.8%の塩を加えてください。
料理のプロは長年積み重ねた、自分が美味しいと思う塩の量を入れます。
店によって塩味が、濃かったり薄かったりするのはこのためです。
彼らは自分がその日美味しいと思う塩の量を入れているので、あなたが美味しいと思う味にならない店もあります。
人に出す前、食べる前に必ず味見をする
料理のプロ達は、最後にだけ味見をするわけではありません。
食材を炒めてる途中、煮込んでる途中に味見をし、塩や調味料を足して調節しています。
1度に多くの調味料を入れてしまうと、万が一調味料を入れすぎてしまった時に取り返しがつかなくなるので、少しずつ入れていきます。
何度も同じ料理を作る
最初の1回目で、自分が理想とする味や料理にはなりません。
何回も作っていくうちに、最適な味や火加減が分かってきます。
素振りと同じですので、1つの料理を何度も作りましょう。
ここで掴んだコツを他の料理に応用すれば、初めて作る料理でも美味しく作れます。
切れる包丁を使う
キチンとした包丁は、食材が驚くほど簡単に切れます。
それだけで料理を作るスピードが上がりますし、食材がなかなか切れないストレスからも解放されます。
切れる包丁でキチンと切れば、玉ねぎも目にしみません。
まとめ
最初から美味しく早く料理を作れる人はおりません。
失敗しないに越したことはないですが、もし失敗しても気にしないで下さい。
どうして失敗したのかを反省して次に生かせば良いのです。
料理で大事になのは、塩加減、火入れ、食材の質です。
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