「どうやったら綺麗に出汁巻きが巻けるの?」「巻き方のコツって何?」と聞かれます。
正しい作り方さえ覚えれば、簡単に出汁巻きの作り方は習得出来ます。
そんなあなたに現役シェフの私が出汁巻きの作り方のコツを解説します。
出汁巻き卵の返し方のコツ
火力は強めの中火
出汁巻きを作る時の火力は、強めの中火で作ります。
ある程度の火力がないと、卵がフライパンから焼き外れないんです。
手首の使い方
フライパンで炒め物をするときに、炒めている食材を手首を使って煽りますか?
それが出来るなら、出汁巻きを作れたも同然です。
同じ要領で、焼いている卵を菜箸を添えて煽れば、プロが作るみたいに作れます。
煽り方のコツは、フライパンの先を手首より沈めます。
手首を支点にテコの原理を使う感じです。
出汁巻きを上手く返せない原因は、キチンとフライパンの先を沈めて返していないことがほとんどです。
プライパンを沈めることを意識すれば、簡単に出汁巻きを返すコツを掴めます。
ここまでは必須のテクニックです。
この先は細かい注意点を解説したいきます。
フライパンはテフロン加工のものを使う
銅のフライパンで出汁巻きを作る場合もありますが、テフロン加工のフライパンで十分です。
軽くて引っ付かず、何よりフライパンの値段が安いです。
丸形のフライパンで出汁巻きを作ろうと思えば作れますが、卵焼き器のフライパンで作る方が簡単です。
長年フライパンを使っていると、食材がフライパンに引っ付いてきます。
フライパンに食材が引っ付くのは、フライパンのテフロンが剥がれた証拠なので、お金を惜しまず買い替えましょう。
フライパンは消耗品です。少しのお金を惜しんで、料理を作る時にストレスを溜めるのは馬鹿らしいです。
油をこまめに引く
出汁巻きを作る時、卵を奥から手前に巻いていきます。
手間までに巻き終わると、奥の空いたスペースに油を引きます。
油を引いてから、手前に巻き終わった卵を奥に寄せます。
今度は手前にスペースが出来るので、手前の空いたスぺースに油を引きます。
手前に油を引き終われば、新しい卵液を薄く伸ばし、奥から手前に巻いていきます。
これを卵液が無くなるまで繰り返します。
出汁巻きの練習法
出汁巻き卵には出汁が入っているので、生地が緩く卵を巻くのが難しいです。
だったら、出汁を抜いた卵焼きを作り、巻くコツを掴みましょう。
出汁が入っていないので、簡単に卵を巻けます。
まとめ
最初は誰でも上手くいかないものです。
出汁巻きは焦がさない認識ですが、焦がしても食べれます。何なら美味しいです。
別にお客さんに出してお金を貰うわけではないのだから、気楽にいきましょう。
料理に正解はないのだから。
コメント