一人暮らしや結婚を機に料理を初めてするけど、今まで料理は作ってもらっていたから、何が必要なのか分からない。
これから料理を覚えようとしているけど、どの調理器具が必要なのか分からない。
そんなあなたに現役シェフの私が、必要最低限で良いから買っておくべきものをご紹介します。
必要最低限な調理器具7選
包丁
1人暮らしを始めたばかりで、お金が無くて100均で買い揃えてしまいたいのは分かるのですが、包丁は金物屋でキチンとした包丁を買うことをおススメします。
三徳包丁より牛刀を買い、サイズは18cm~21cm。
包丁が小さいと、野菜の千切り等がやり辛い為です。
メーカーは堺をおススメします。理由は私が大阪の人間だからです。
安物の包丁とキチンとした包丁では、本当に切れ味に雲泥の差があります。
切れ味が悪い包丁を使い食材を切ると凄いストレスになりますし、調理に時間が掛かります。
切れ味が良いと食材を切る時のストレスが全然ないですし、調理時間も短くなります。
まな板
まな板も100均の物ではなく、ホームセンターで売っている物で良いので、キチンとしたものを買いましょう。
100均の物は厚さが薄く食材を切り辛いです。
大きさはあなたの台所に収まるサイズがオススメです。
大きすぎると邪魔になりますし、小さすぎると食材を切る時に切りにくいです。
材質はプラスチックを選びましょう。手入れが物凄く簡単だからです。
木のまな板は、手入れを雑にするとすぐにカビが生えてきます。
フライパン
1人暮らしならば、フライパンのサイズは21cmで良いでしょう。
18cmのサイズのフライパンでも良いですが、炒め物を作る時に18cmのサイズのフライパンだと作る量が少なくなりがちです。
鉄のフライパンは手入れが面倒で、キチンとした扱いをしないと、調理時に食材がフライパンにくっついたりします。
テフロン加工されたフライパンを買いましょう。調理時に食材がフライパンにくっ付かないのが最大の特徴です。
プロも現場ではテフロン加工されているフライパンを使います。
両手鍋
片手鍋でも良いだろうと思うかもしれませんが、両手鍋を買っておくことでパスタを茹でる時や煮込み料理をするときにかなり重宝します。
片手鍋だと煮込み料理を煮込んでいる時に、煮立った汁が飛び跳ねたときコンロ周りが汚くなり掃除が面倒です。
深めの両手鍋で料理を作ることによって、調理時の汚れを最小限にします。
木べら
煮込み料理や炒め物を混ぜる時に必要です。
金属の器具を使うと、テフロン製の調理器具が痛んでしまうので、木のタイプを買いましょう。
ピーラー
包丁で食材の皮を剥くより、薄く早く剥けるので買っておくべき調理器具です。
菜箸
食事用のお箸で調理は出来ますが、菜箸があった方が楽に調理出来ます。
買っておくと便利な物
フライ返し
テフロン加工されたフライパンにも使えるタイプの物を買ってくと、フライパンが傷つきません。
ハンバーグや魚を焼いたときにひっくり返すときに使います。
フライパンの蓋
あなたが持っているフライパンのサイズに合った蓋を買いましょう。
透明な蓋を買っておくと、加熱されている商材の状態が分かりやすいです。
使う場面は少ないですが、あれば便利なのは間違いないです。
豆知識ですが、アルミホイルを被せればフライパンの蓋代わりになります。
片手鍋
みそ汁や少なめの汁物を作る時に使います。
上記の両手鍋で代用できるので、余裕があれば買っておきたい物です。
お玉
汁物をよそう時に使います。計量用の目盛りが付いているお玉もあります。おススメは汚れない壊れない、取っ手まで一体型のステンレスです。
ボウル&ざる
少し大きめの物を買いましょう。小さい物はどんぶりで代用できます。
ざるの目は細かい物にすると、食材がざるの目から抜けていきません。
まとめ
最低限必要な調理器具7選は揃えておかないと、料理を作るのが厳しいです。
余裕が出てきたら他の調理器具を揃えていきましょう。
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