料理の味は美味しいのに何か物足りない。
見た目をキレイにしたいのに、どうすればいいのかわからない。
せっかく美味しく出来たのだから、見た目もキレイにしたい。
そんな悩みに現役シェフがお答えします。
これからご紹介する3つポイントを押さえれば、センスなんていりません。
初心者でも3つのポイントを押さえれば、今すぐ盛り付け上手になれます。
盛り付けをキレイに見せる3つのポイント
・立体感を出す
初心者がやりがちなのが、料理を平たく盛り付けることです。
平たく盛り付けるのではなく、山型を意識して盛り付けます。
小技として刻みネギや白髪ねぎなどの薬味を使い、高さを出せば更に立体的に盛り付けられます。
・余白を残す
出来上がった料理をお皿に盛りつける時、余白を残すことを意識しましょう。
お皿全体に盛り付けるのではなく、余白を残すことで高級感が出ます。
目安としては、お皿の3割程度の余白を残しましょう。
・彩を意識する
主菜が茶色い料理ばかりになっていれば、緑色や赤色の食材を足しましょう。
緑色はパセリや大葉、赤色はトマトで良いので、出来上がった料理を盛り付ける際に足してあげると、見た目が引き締まります。
サラダを作る時は、黄色や赤色、紫など色取り取りの野菜を使うと見栄えが良くなります。
段々と慣れてきたころに
・お皿を意識する
彩や余白、立体感を使いこなして来たら、次はお皿にも注目しましょう。
食材は絵の具、お皿はキャンパスに例えられます。
洋食で1番使われるのは真っ白のお皿です。洋食は足し算の料理なので、1皿に使う食材も多いため、真っ白のお皿に盛り付けると料理が映えます。
和食は引き算の料理なので、1皿に使う食材は最小限です。
和食の場合は陶器のお皿を使うと、お皿の色と食材の色でちょうど良い色のバランスになるので、料理のジャンルによってお皿を使い分けましょう。
・食材の切り方を変えてみる
レストランでも良く使われるのが、野菜をピーラーやスライサーで極薄にすることです。
そのままソテーにしても良し、生で食べるならクルクルと丸めたりもします。
いつもと違う見た目になる為、おしゃれ度もワンランク上になります。
・ソースを使う
盛り付けの時にソースを使うと、また違った盛り付けになります。
ソースと言っても、濃度の高いピュレ、とろみが無い煮汁やオイル類も含まれます。
ソースをお皿の余白に流すだけでもOKです。
直線を引いたり、円を描いたりするのも面白いです。
まとめ
最初の3つのポイントを押さえるだけでも、今までと断然違うと感じられます。
他の方がSNSで上げているおしゃれな盛り付けを見て、どのような色合いを使っているかをメモし、マネするのも有効です。
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